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「ジョホールバルの歓喜」
フランスW杯初出場
1997年11月16日、マレーシアの夜。延長後半、岡野雅行が右足を振り抜いた瞬間、解説席の松木安太郎の絶叫がテレビから飛び出してきた。ドーハの夜から4年、カズがピッチに崩れ落ちたあの引き分けを引きずったまま代表を応援し続けた人たちへの、ようやくの答えだった。ゴン中山の胸トラップ、城彰二のポスト、そして岡野の右足——あのシーンは何度見ても同じ場所で心拍が上がる。翌年のフランス大会、アルゼンチン戦でバティストゥータに決められた夜の静けさも含めて、初出場の記憶は複雑な色をしている。あなたはあの夜、どこで画面を見ていたか。
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