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「あんたのバラードが聴こえる。」
ツイスト
世良公則がマイクを握って歌い出した瞬間、茶の間に流れていた空気が変わった。「あんたのバラード」のしゃがれた声、「銃爪(ひきがね)」の疾走感——ザ・ベストテンのランキングボードに「ツイスト」の文字が踊り、歌謡曲一色だったテレビ画面にロックの体温が混ざり込んだ。汗を飛ばしながら客席に向かって前のめりになるあのステージは、レコードを買ったことのない子どもにさえ何かを伝えた。あの熱が最初に体に入ってきた瞬間を、あなたはどこで迎えた?
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