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「盛れば、世界が変わる。」
ソバージュ
美容室の椅子に3時間以上座り続け、パーマ液の刺激臭の中でだんだん形になっていくあのボリューム。ソバージュは単なるヘアスタイルではなく、自分を「主役」に変える魔法だった。肩パッドの入ったスーツに、ビッグシルエットのコートを羽織って、細かいウェーブを揺らしながら歩く女性たちが街を埋め尽くした1987年。ワンレンが「シャープな美」だとすれば、ソバージュは「圧倒的な存在感」だ。『non-no』や『JJ』のグラビアで目にするたびに、美容室の予約を急いだ人がいたはずで、あのボリュームとともに消えていったものが、今でも確かに胸のどこかに引っかかっている。
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