Index No.
「生命は、自ずと道を切り開く。」
ジュラシック・パーク
映画館の暗闇の中、水面に揺れる恐竜の足跡を映したあのショットで、すでに息ができなくなっていた。T-レックスがジープを押しつぶす場面の地鳴りのような轟音と、スクリーンから溢れ出しそうな存在感。「恐竜が本当にそこにいる」と脳が信じてしまったのは、CGとアニマトロニクスを縫い合わせたスピルバーグのせいだ。ヴェロキラプトルがキッチンの扉のノブに爪をかける場面で、隣の人と同時にシートを掴んだ。ジョン・ウィリアムズのテーマが流れるたびに蘇る、あの夏の映画館の冷房の匂いと興奮。あなたは誰と、どの劇場で、あの咆哮を浴びたのだろう。
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