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「神と悪魔の血が、少年誌を焼いた。」
ゴッドサイダー
1987年のジャンプには、明らかに異質なページがあった。巻来功士が描く『ゴッドサイダー』——神と悪魔の混血・鬼哭霊気が、血と怨念をまき散らしながら戦う世界。「友情・努力・勝利」とはほど遠い、オカルトと黙示録の匂いが紙面から立ち上るようだった。毎週めくるたびに感じたあの「これ、少年誌に載っていていいのか」という背徳感。連載期間は短かったが、強烈なタッチで描かれた霊気の顔つきは、何十年経っても記憶の奥に居座っている。友達と「あのマンガ覚えてる?」と聞いて、即座に「ゴッドサイダーか」と返ってきたとき、妙な連帯感が生まれた、そういう作品。
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