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「その色、どのチームだよ。」
カラーギャング
90年代後半の渋谷センター街、池袋サンシャイン通り——夜の繁華街に、同じ色のジャケットやバンダナを身につけた若者たちが溜まっていた。カラーギャングという言葉は、週刊誌とワイドショーが作り上げた輪郭を持っていたけれど、現場の実態はもっと曖昧で、もっと切実だった。チーマーから枝分かれした彼らのファッションは、LA直輸入のストリートスタイルで、地元のゲームセンターやカラオケ店がたまり場になった。怖いと思いながらも目が離せなかったあの夜の渋谷の匂い——排気ガスと香水と、どこかの店から漏れてくるR&Bの低音。あの時代の繁華街を、どんな気持ちで歩いていたか。
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