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「おしえてえらいひと」
ウゴウゴルーガ
1992年の秋、フジテレビの朝6時台に突然現れたその番組は、子ども向けなのか大人向けなのか、誰にも判断できなかった。CGでぐにゃぐにゃと動くウゴウゴくんとルーガちゃん、毒のある「おしえてえらいひと」コーナー、脈絡のない「プチプチ・アニメ」。液晶ディスプレイの青白い光の中で、画面はつねに何かがおかしかった。見ているうちに頭がじんわりおかしくなるような、あのシュールな感覚——登校前の眠い朝に、確かにあれを浴びていた。大人になってから思い返すと、あの番組がいちばん前衛的だったかもしれない、と気づく。
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