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「アイ〜ン!」
加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
土曜夜8時、チャンネルはTBSに固定されていた。加藤茶の「ちょっとだけよ」と志村けんの「アイ〜ン」——どちらが先に出てくるかで年代がわかるくらい、この番組のギャグは日本中の家庭に染み込んでいた。1986年スタートの『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』は、ドリフで培った身体を張ったコントの遺伝子を受け継ぎながら、二人の個性が火花を散らす化学反応を毎週届けてくれた。水をかけ合い、すっ転び、着替えて、また笑わせる。家族がソファに並んで同じものを見て同じタイミングで吹き出す——そんな土曜の夜が、確かにあった。
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