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「長崎は今日も雨だった」
内山田洋とクールファイブ
前川清の声は、どこか濡れていた。艶があって、少しかすれていて、聴いた瞬間に夜の港の匂いがした。内山田洋とクール・ファイブが1969年にリリースしたデビュー曲「長崎は今日も雨だった」は、ミリオンセラーとなり日本中の居間やスナックのカウンターに染み込んでいった。分厚いベースとストリングスが重なるアレンジの中で、サビの一行だけで風景が浮かぶ。ムード歌謡という言葉が今では少し古びても、あの曲を流せばラジオの向こうの雨音がまた聴こえてくる。
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