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「最後の一撃は、せつない。」
ワンダと巨像
広大な荒れ野に、足音と風の音だけが鳴っていた。「ワンダと巨像」にはステージもアイテムも説明書きもなく、ただアグロの背中と、地平線の向こうに立つ巨像だけがあった。巨像の毛皮に指をかけてよじ登る感触、スタミナゲージが尽きかける焦り——コントローラーを握る手に、いつのまにか力が入っていた。16体目を倒したとき、プレイヤーは何かを失った感覚があったはずだ。キャッチコピーの「最後の一撃は、せつない。」が、クリアしてから初めて腑に落ちた。あのゲームが問いかけていたものの答えは、まだ出ていないかもしれない。
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