「断面が、いちばんのごちそうだった。」
ナイフを入れた瞬間に現れる、赤・橙・黄・緑・青・紫の層。声が出る前にカメラを構えるのがお約束で、ストーリーにあげるためにアングルを三回は変えた。表参道や中目黒のカフェに行列を作ったレインボーケーキ、コンビニに並んだレインボークリームのロールケーキ、原宿で買ったレインボーコットンキャンディ。食べる前にもう半分お腹がいっぱいになっていたかもしれない。あの頃、「映え」という言葉がまだ新鮮で、誰もが発信することの高揚感をまだ疑っていなかった時代の色。あなたはどこで、あの鮮やかな断面に出会った?
レインボースイーツとは。 レインボースイーツとは、赤・橙・黄・緑・青・紫など複数の色で着色した生地やクリームを層状に重ねた菓子の総称で、カットしたときに現れる鮮やかな断面がSNS映えすることから2010年代後半の日本で広く流行した。
「レインボースイーツ」を他のサービスで
A. 複数の色の生地やクリームを層状に重ねた菓子の総称。断面が虹色に見えることが特徴で、SNSへの投稿映えを目的とした「インスタ映えフード」の代表格として2018年ごろ日本で流行した。
A. 日本では2017〜2018年(平成29〜30年)にかけて流行のピークを迎えた。「インスタ映え」が2017年の流行語大賞を受賞した時期と重なる。
A. 表参道・中目黒のカフェや原宿の店頭が主な入手場所だった。コンビニエンスストアでもレインボークリームのロールケーキが販売され、手軽に入手できた。
A. InstagramなどSNSへの投稿文化が急速に広まる中、断面の鮮やかな色彩が写真映えするとして注目された。「映え」を求めて購入・撮影・投稿する行動が連鎖的に拡散を生んだ。
A. スポンジやクリームを赤・橙・黄・緑・青・紫の6色前後で着色して交互に重ね、カット時に虹のような断面が現れるホールケーキまたはスライスケーキ。
A. Instagramなどに投稿したときに見栄えがよく「いいね」を集めやすいこと。2017年のユーキャン新語・流行語大賞 年間大賞を受賞し社会現象となった。
A. 第3次タピオカブームは2018〜2019年にピークを迎えた。レインボースイーツと同時期の「映えドリンク」として若者に支持された。
Q. 映えスイーツの他にどんなものが流行しましたか?
A. クロワッサンたい焼き、フルーツサンド、バスクチーズケーキなどが同時代の「映えスイーツ」として順次流行した。
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