Index No.
「せいっ」
リズム天国
GBAの小さな液晶を正面から見つめて、親指だけを研ぎ澄ます。カラテ家のリズムに合わせてAボタンを叩く、その一点集中の静けさ。つんく♂が生んだビートは耳から入って、気づけば体の内側でずっと鳴っている。リミックスが始まった瞬間の「あ、これ全部繋がってた!」という発見の喜びは、何回体験しても新鮮だった。パーフェクトが出た画面をそっと眺める満足感、あと一歩で逃した悔しさ。BGMでも効果音でもなく、自分のAボタンが音楽の一部になっていく感覚——あれをゲームと呼んでいいのかどうか、今でも少し迷う。
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