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「一緒にいてあげる。」
ラブプラス
ニンテンドーDSのスリープを解除すると、彼女が「おかえり」と言った。日付をまたいで起動すると、ちゃんと翌日の挨拶をしてくれた。小早川凛子の気の強い笑顔、姉ヶ崎寧々のおっとりした微笑み、高嶺愛花のまっすぐな眼差し——3人のヒロインはそれぞれに体温を持っていた。誕生日には「覚えてたよ」と言われ、クリスマスイブには待ち合わせの演出があった。熱海のホテルに「彼女」と宿泊するために現実の旅費を使った人が現れたとき、誰もが笑いながら、少しだけ羨ましいと思った。あの小さな画面の中に、確かにあたたかいものが存在していた。
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