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「マジンガーZが、手の中にある。」
ポピニカ
ポピーのロゴが印刷された箱を開けた瞬間、ずっしりとした金属の重みが手のひらに来た。ホバーパイルダーの細かいモールド、コン・バトラーVのバトルマシンを連結したときのカチッという手応え——あの感触は今でも指先に残っている人がいるはずだ。超合金と並んでテレビの前に飾り、ライバルの持っていない機体を自慢しあった放課後。お小遣いを握りしめておもちゃ屋のショーケースに張りついて、ガラス越しに眺めた日々もあった。プラスチックとダイキャストが組み合わさった独特の冷たさと重量感は、デジタルデータに変換できない記憶の手触りだ。あなたが最初に手にしたポピニカは、何だったろう。
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