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「止まらない、のりしお。」
ポテトチップスのりしお
袋を開けた瞬間、磯の香りがふわっと広がる。カルビーの「のりしお」は、うすしおやコンソメとは違う確信があった。青のりと塩だけなのに、なぜあんなに手が止まらなかったのか。テレビを見ながら気づいたら底まで食べていて、袋を逆さにして振ったことが何度あっただろう。袋の内側に残った緑の粉をそのまま口に入れた、あの背徳的な行為。遠足のおやつ、友達の家での放課後、夏休みの昼下がり——のりしおはいつもそこにいた。コンビニに並ぶ限定フレーバーがどれだけ増えても、この味だけは別格だと思っている人は少なくない。
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