Index No.
「回して、回して、また回して。」
フラフープ
昭和33年の夏、プラスチックの輪っかが日本中の腰をとらえた。アメリカのワーム・プロダクツ社が発売したフラフープは瞬く間に大西洋を越え、公園でも校庭でも、大人も子どもも腰をくねらせた。コツは上に押し上げるように、リズムをつかんだ瞬間の、あの「落ちない!」という快感。テレビのバラエティ番組では芸能人がよろよろと挑戦し、街の広場では見知らぬ人同士が笑い合いながら競い合った。シンプルな円が、あんなにも人を夢中にさせた理由を、あなたはまだ体で覚えているかもしれない。
まだ録音はありません。