「このふわふわに、並ぶ価値がある。」
休日の11時、カフェの前に伸びる列に並びながら、スマートフォンで「待ち時間 パンケーキ」と検索していた。エッグスンシングスのホイップクリームが山盛りになった一皿、Billsのリコッタパンケーキのとろけるような断面、表参道や代官山の路地に突如現れたスフレ専門店。2013年ごろから加速したこのブームは、「映える」という言葉が定着するよりも少し前から、すでに行列という形で証明されていた。メープルシロップをかける瞬間を動画で撮って、フォークを入れる前に友人に見せた、あの小さな儀式。今でもふわふわの食感を口で思い出せる気がする。
パンケーキブームとは。 パンケーキブームとは、2010年代の日本において、ふわふわのスフレパンケーキや厚焼きパンケーキを提供するカフェへの行列とSNS拡散を特徴とするグルメブームである。ハワイ・オーストラリア発カフェブランドの日本上陸を契機に火がつき、2013年ごろから急速に拡大した。
「パンケーキブーム」を他のサービスで
A. 2009年のエッグスンシングス日本上陸が火付け役とされ、2013年ごろにスフレ専門店が都内で急増してブームが加速した。
A. 2018年(平成30年)ごろ。SNSの「映え」文化と連動し、週末に長蛇の列ができる専門店が全国的に広がった。
A. ハワイ発祥のカフェチェーン。山盛りのホイップクリームを盛り付けたパンケーキで知られ、2009年に原宿へ日本初上陸した。
A. オーストラリア・シドニー発祥のブランチカフェ。リコッタチーズを使ったふわとろのパンケーキが看板メニューで、2011年に日本へ上陸した。
A. 卵白を独立して泡立て(メレンゲ)焼き上げることで、通常のパンケーキより格段にふわふわとした食感を実現したパンケーキ。断面の厚みと空気感がSNS映えした。
A. ビジュアルが华やかなスフレパンケーキやホイップクリーム山盛りの盛り付けはInstagramとの相性が抜群で、投稿・拡散が来店動機となり行列を生む好循環が生まれた。
Q. エッグスンシングスはいつ日本に来た?
A. 2009年、東京・原宿に日本1号店がオープンした。ハワイ本店と同様のメニューが人気を集めた。
A. 2018〜2019年ごろにはタピオカミルクティーのブームが全国的に拡大し、パンケーキブームと入れ替わるように行列グルメの主役となった。
Q. 「映えグルメ」とは?
A. 見た目が華やかでSNS投稿映えを重視した料理・スイーツの総称。2010年代のInstagram普及とともに定着した言葉で、パンケーキブームはその先駆け的存在となった。
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