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「あの時君は若かった」
ザ・スパイダース
「夕陽が泣いている」のイントロが鳴り出した瞬間、テレビの前に駆け寄った子どもたちがいた。堺正章のひょうきんな笑顔と、井上順の長い足。田辺昭知がドラムを叩き、かまやつひろしがギターをかき鳴らす——ザ・スパイダースのステージには、エンターテインメントの原形があった。1961年の結成から、グループサウンズという言葉が生まれる前からすでにその音はあった。ジャッキー吉川とブルー・コメッツとしのぎを削りながら、笑いと音楽を同時に届けたのはこのバンドだけだ。「あの時君は若かった」——その歌詞が今、まるで自分自身に語りかけてくるような気がする人は、きっと少なくない。
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