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「ガラガラいわせて走った」
キックボード
Razorのシルバーのデッキに片足を乗せて、もう一方で地面を蹴る。ウィールがアスファルトをつかむあのガラガラという音は、2001年の公園と歩道にどこからともなく響いていた。折りたたんでリュックに入れて登校し、放課後になると一斉に広げる。ちょっとした段差でわざとジャンプを試みて、路面の凹凸がダイレクトに足の裏まで伝わるあの感覚。坂道でスピードを出しすぎて、ブレーキ代わりに後輪を踏んだ瞬間のこと、まだ体が覚えている。
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