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「紙の上で、宇宙世紀は終わらなかった。」
ガンダム漫画化
アニメが終わっても、ガンダムは死ななかった。コミックボンボンに連載された近藤和久の『機動戦士ガンダム MS戦記』は、一年戦争をリアルな戦場として丁寧に描き直し、ときた洸一のSDガンダム作品はデフォルメされた愛嬌の中に本家への深いリスペクトを込めた。公式設定という縛りを軽やかに越えながら、それぞれの漫画家が「自分のガンダム」を紙に叩きつけていた時代。毎月ボンボンを買うのは、アニメの続きを探す行為でもあった。ザクのモノアイの赤い光が、漫画のインクの中でどう輝いていたか——手元にあの本がある人なら、きっと今でも思い出せる。
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