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「ラスカル、森へ帰れ。」
あらいぐまラスカル
19世紀アメリカ・ウィスコンシンの湖のほとりで、少年スターリングはあらいぐまの赤ちゃんと出会った。小さな手でなんでも触り、食べ物を水で洗ってから口に運ぶラスカルの愛らしさは、日本中の子どもを夢中にさせた。でも世界名作劇場の第52話、スターリングが小さなカヌーを押し出す場面で、あの友情に別れを告げなければならないことを知った。泣きながらも、それが正しいとわかっていた。「野生の生き物と人間は、最後は一緒にいられない」——そんな切実なことを、アニメが静かに教えてくれた1977年の日曜夜のことを。
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