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「おかあさん、ぼくは生きています」
日航ジャンボ機墜落事故
1985年8月12日、夕暮れの空に消えたボーイング747。翌朝のテレビに映った御巣鷹の尾根、山肌に散らばる残骸と赤いシート、言葉を失ったアナウンサーの声——あの朝の記憶を持つ人は、今も8月になると胸のどこかが重くなる。520名の中には「上を向いて歩こう」の坂本九もいた。生存者4人の救出映像が流れた時の安堵と、それを上回る喪失の大きさ。機内で家族に宛てて書き残されたメモが公開され、日本中が声をのんだ。単なる航空事故という言葉では到底収まらない、昭和という時代が深く刻んだ傷のひとつ。
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