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「「震度7」——平成の秋、大地が裂けた。」
新潟県中越地震
2004年10月23日、午後5時56分。夕飯の支度が始まる時刻に、新潟の大地がM6.8で突き上げた。上越新幹線「とき325号」が初の営業中脱線を起こし、山古志村は土砂崩れで完全に孤立した。ヘリカメラが映し出す棚田と崩れた集落、避難所に積み上げられる毛布、そして「牛だけ先に逃がしてきた」と淡々と話す農家の男性の顔。余震が何十回も続く夜を、テレビの前で過ごした人は多かったはずだ。阪神・淡路以来、震度計が震度7を刻んだ二度目の瞬間。あの秋の新潟の空の色を、あなたはまだ覚えているか。
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