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「Second time around」
宇多田ヒカル
1998年12月、ラジオから聴こえてきた「Automatic」の冒頭8小節で、何かが決定的に変わったと感じた人は少なくないはずだ。まだ15歳の声とは思えない、R&Bの粒立ちと日本語の滑らかさが同居していた。翌春リリースの1stアルバム『First Love』は初週200万枚超え、最終的には765万枚というJ-POP史上最高の売上を記録した。「Movin' on without you」のベースライン、「time will tell」の夜の湿度、「First Love」のピアノの入り方。どの曲も、季節の匂いと一緒に記憶に焼き付いている。あの声を初めて聴いたとき、どこにいたか、まだ思い出せる?『Wait & See 〜リスク〜』のイントロ、イヤホンから流れる宇多田ヒカルの声が——あの一曲を思い出した人は多いはず『Can You Keep A Secret?』のイントロ、2001年の冬——あの一曲を思い出した人は多いはず。
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