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「ワンレン、ボディコン、ハイヒール。」
ワンレン
美容院でストレートに整えられた髪が肩を流れる瞬間、鏡の中の自分が変わった気がした。ワンレングスはただの髪型じゃなく、バブルの空気を全身で纏う宣言だった。ボディコンのワンピースに合わせて、肩パッドを入れたジャケットを羽織り、エレベーターシューズで背を伸ばす。非常階段やパルコの鏡張りの壁に映る自分を確かめながら、渋谷や原宿を歩いた。あの縦に長いシルエットは強くて眩しくて、今見返しても「時代を生きていた」という迫力がある。あなたの周りにも、あの髪型で輝いていた人がいなかっただろうか。
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