Index No.
「ワンレン、ボディコン、肩パッド。」
バブルファッション
DCブランドのロゴが入ったスーツで出勤し、ゴールドのネックレスを惜しげもなく重ねて、ハイヒールでディスコの床を蹴った。マハラジャのミラーボールの光、ジュリアナのお立ち台、タクシーを止めるために万札を空に向かってかざす腕。あの肩パッドは何かへの意志表明だったのか、それとも時代に乗り遅れまいという焦りだったのか。とにかく大きく、とにかく派手で、とにかく自信に満ちていた。JUNKO SHIMADAの紙袋を持ち、DCブランドのショップの鏡に映る自分を確かめた。あの過剰さを笑うことは簡単だけれど、あれほど服に「何かになれる気」を託した時代は、あとにも先にもなかった気がする。
まだ録音はありません。