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「きっと見つかる、夢のおもちゃ」
トイザらス
自動ドアが開いた瞬間、目の前に広がるおもちゃの山。トイザらスに足を踏み入れると、子どもの時間感覚が完全に狂った。天井まで積み上がったゲームソフトの箱、ぬいぐるみコーナーの柔らかな匂い、赤いカートをガラガラ押しながら歩く通路の果てしない長さ。クリスマス前の店内には夢と欲望が混在していた。ビーダマンのパーツを一つずつ確かめたり、ミニ四駆のシャーシを蛍光灯にかざしたり——「もう帰るよ」という声が、あの空間ではいつも遠く聞こえた。
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