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「セブンカフェ、ひとつ」
セブンイレブン(コンビニコーヒー)
カップをマシンにセットして、ボタンをひとつ押す。たったそれだけで、コーヒーの香りがコンビニの入り口に広がって、100円でこんなに本格的なのかと思わず立ち止まった朝がある。2013年のセブンカフェ登場は、缶コーヒーを手にコンビニを出る習慣を、静かに塗り替えていった。湯気の立つカップを片手に持ちながら歩く通勤・通学路、ちょっとだけ背筋が伸びるような気分。ホットのMサイズを選ぶか、ラテにするか——そんな小さな選択が、その日の始まりのトーンを決めていた。あのマシンの前で一瞬だけ立ち止まる時間が、日常のどこかにあった。
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