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「おれは人間をやめるぞ!ジョジョー!!」
ジョジョの奇妙な冒険
週刊少年ジャンプのページをめくると、ほかのどの漫画とも違う「なにか」が漂っていた。荒木飛呂彦の絵は筋肉の盛り上がりが異常で、ポーズが妙にキマっていて、擬音が「ゴゴゴゴゴ」とか「ドドドドド」とか意味もなく圧迫感を持っていた。DIOの棺桶、スタープラチナの「オラオラオラ」、承太郎の学ランと帽子。第3部でスタンドという概念が登場したとき、バトル漫画の文法が静かに書き換えられた。カーズが石になって宇宙を漂うラストも、吉良吉影の「静かに暮らしたい」という動機も、どこか普通の少年漫画ではなかった。読むたびに、自分の中の何かが「覚悟」を問われるような漫画だった。
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