Index No.
「アーケードがそのまま家に来た。」
X68000
1987年、シャープが出した双塔のようなタワー型筐体を初めて見たとき、これはパソコンではなく「何か別のもの」だと感じた。グラディウスのアーケード完全移植——あの言葉が雑誌に踊ったとき、持っている友達の家に全員が集まった。テレビではなく専用ディスプレイに映し出されたハイレゾのザブザブした波と、FM音源が鳴らす「4』BGM」の重低音。触れることより、見ることの方が多かったとしても、あのマシンが与えた夢の密度は本物だった。MZ、PC-88、PC-98と並べたとき、X68000だけが「気合いの入り方」で別次元に存在していた。
まだ録音はありません。