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「地球は、滅ぼす価値があるか。」
W3(ワンダースリー)
ウサギのボッコ、カモのノッコ、馬のプッコ——三人の宇宙人が地球の動物に姿を変えて調査任務に就く。手塚治虫の『W3(ワンダースリー)』がテレビアニメになったのは1965年のことだが、その問いかけは今も色褪せない。「人間は残す価値があるのか」という宇宙規模の審判を、少年ケンイチとの友情が揺さぶっていく。手塚アニメ特有の滑らかな動き、宇宙船の光、地球の青。子ども向けのSFでありながら、どこか大人の目線で世界を眺めているような居心地があった。ボッコたちが人間の側に立つことを選んだ瞬間、画面の前で何かが動いた記憶はないだろうか。
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