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「過酷です、でも行きます。」
水曜どうでしょう
北海道の深夜テレビで、大泉洋と鈴井貴之がサイコロを振るたびに、道民の茶の間が沸いた。藤村ディレクターの「どうでしょうです」という声、嬉野ディレクターが揺れる車内で撮り続けるカメラ、原付で日本列島を走り続ける二人の疲弊しきった顔——そのどれもがなぜか笑えた。予算も少なく、演出も荒削りで、でもあの画面には本物の旅の匂いと疲労と友情が滲み出ていた。2002年9月にレギュラー放送が終わった夜、北海道の空がいつもより広く見えた人がいたかもしれない。
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