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「音が、透きとおって聴こえる。」
CDプレーヤー
レコード盤をそっと扱ってきた指が、初めてCDをつかんだときの軽さと、あの銀色の反射光。トレイが電動でスーッと引き込まれ、かすかな回転音のあとで音楽が始まる——その静けさがすでに革命だった。ソニーのCDP-101、ディスクマンのD-50。カタログの「デジタルサウンド」という文字が眩しかった。針を落とすドキドキもなく、プチノイズもなく、ただ音楽だけが空気に溶けていく感覚は、80年代の少年少女に「未来」を肌で感じさせた。
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