「フルコーラス、ぜんぶ携帯の中に。」
レコチョクのランキングページをガラケーのキーで上下しながら、西野カナやEXILEの新曲を「買う」ボタンで押した、あの感触。CDショップへ行かなくても、電車の中で曲が手に入る——それだけで世界が変わったように感じた。着信音にフルコーラスを設定して、授業中に鳴ってしまった時の顔が熱くなるあの瞬間。月末に請求額のメールが来て、思わず画面を二度見したことも含めて、あの頃の音楽との距離感は今とは確かに違った。CDと定額配信のあいだで、曲を「一曲ずつ大切にダウンロードしていた」時間があった。
着うたフルとは。 着うたフルとは、日本の携帯電話(フィーチャーフォン)向けに楽曲をフルコーラス(1曲まるごと)でダウンロードできる音楽配信サービスである。楽曲の一部のみを配信する「着うた」を拡張し、2004年に登場した。
「着うたフル」を他のサービスで
A. 2004年に開始された。楽曲の一部のみを配信する「着うた」をフルコーラス対応に拡張したサービスである。
A. 「着うた」はサビなど楽曲の一部のみ配信するのに対し、「着うたフル」は1曲すべてをフルコーラスでダウンロードできる。
A. 2007年(平成19年)頃が最盛期で、多くのユーザーがガラケーで楽曲を1曲単位で購入していた。
A. 2008年以降のスマートフォン普及により、フィーチャーフォン向けサービスの需要が急減し、2012年頃に終息した。
A. レコチョクなど携帯電話向け音楽配信サイトから購入・ダウンロードする形式だった。
A. 着うたとは、日本の携帯電話向けに楽曲の一部(主にサビ)をダウンロードできる音楽配信サービス。2002年頃にauで始まった。
A. レコチョクは、着うたフル時代から続く日本の音楽配信プラットフォーム。ガラケー時代の主要な楽曲購入先のひとつだった。
A. ガラケーとは「ガラパゴス携帯」の略で、日本独自の進化を遂げたフィーチャーフォンのこと。スマートフォン普及前に日本で主流だった。
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