「秋葉原が兄なら、ここは姉だ。」
サンシャイン60の影を抜けてK-BOOKSの看板が見えた瞬間、歩くペースが自然と速くなった。アニメイト本店を核に、同人ショップ、コスプレ衣装店、乙女ゲームの試遊台が連なるあの一帯は、女子オタクたちが堂々と「私のための街」を歩ける場所だった。コミケ帰りの戦利品を抱えたまま立ち寄り、推しカプの新刊を棚から引き抜く手の震え。BLも夢小説も二次創作も、ここでは堂々と値段がついて並んでいた。誰かに説明しなくていい、好きなものが好きでいられる通りが、池袋の裏側にひっそりと、でも確かに存在していた。
池袋乙女ロードとは。 池袋乙女ロードとは、東京都豊島区東池袋に位置する、女性向けアニメ・漫画・同人誌関連店舗が集積する商業エリアの通称である。アニメイト池袋本店を核店舗に、K-BOOKSなどの同人ショップやコスプレ衣装店が連なり、2000年代に女性オタク文化の一大聖地として全国的に知られるようになった。
「池袋乙女ロード」を他のサービスで
A. 東京都豊島区東池袋、池袋駅東口から徒歩圏のサンシャイン60周辺に位置する通りの通称。
A. 女性オタク向けの同人誌・BL・乙女ゲーム関連店舗が集中していることから「乙女」の名が付いた。男性向けオタク街として知られる秋葉原と対比して語られることが多い。
A. アニメイト池袋本店が中核を担い、K-BOOKSや複数の同人ショップ・コスプレ衣装店が軒を連ねていた。
A. 2000年代から集積が進み、2007年(平成19年)前後が最盛期とされる。
A. 同人誌・BL漫画・乙女ゲーム・アニメグッズ・コスプレ衣装などが主な商品。二次創作同人誌を専門に扱う店舗が多く集まっていた。
A. 乙女ロードの核店舗として知られる大手アニメ・漫画グッズ専門チェーンの旗艦店。全国展開するアニメイトの中でも最大規模の店舗として女性ファンに親しまれた。
A. 秋葉原は主に男性向けアニメ・電子機器のオタク聖地として発展した一方、乙女ロードは女性オタク向けの同人誌・BL・乙女ゲームを軸とする文化圏として独自に形成された。
A. 主に男性キャラクター同士の恋愛関係(BL)を題材とした二次創作や作品を好む女性ファン層の総称。乙女ロードはその主要な消費・交流拠点として機能した。
A. 商業出版によらず個人またはサークルが自主制作・頒布する漫画・小説などの冊子。乙女ロードには既刊同人誌を専門に取り扱う買取・販売店が多く集まっていた。
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