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「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる。」
東京ラブストーリー
1991年1月、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」があのイントロを鳴らした瞬間から、月曜夜9時の日本は止まった。赤名リカ(鈴木保奈美)の真っ直ぐすぎる愛と、永尾完治(織田裕二)の煮え切らない優しさ──柴門ふみが描いたすれ違いの恋は、視聴率32.3%という数字でトレンディドラマの頂点を刻んだ。「カンチ!」と叫ぶリカの声は時代のアイコンになり、あのセリフは翌朝の教室で何度も口まねされた。バブルの終わりかけた東京が、あのドラマの舞台だった。イントロが流れるだけで、誰かの顔や季節の空気が蘇ってくることがある。
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