「ケータイの裏に、もう一つの学校があった。」
学校名で検索すると、見慣れないURLが出てきた。クリックした先に並んでいたのは、実名の代わりに記号や絵文字で書かれた悪口、噂、標的にされた誰かの名前。2007年ごろ、文部科学省が実態調査に乗り出したとき、3万8000件を超える「裏サイト」の存在が明るみに出た。折りたたみケータイを持ち始めた中高生が、大人の目の届かない場所で手に入れた匿名という道具。「ネットいじめ」という言葉がまだ新しかった時代、画面の向こうで起きていることを、教師も親もうまく想像できなかった。あのころ、あの掲示板を覗いたことがある人も、書き込んだことがある人も、ターゲットにされた人も、それぞれの記憶がある。
学校裏サイトとは。 学校裏サイトとは、特定の学校を話題にする非公式のコミュニティサイトである。学校非公式サイトとも呼ばれ、2000年代中盤に携帯電話を持ち始めた中高生の間で急増し、匿名の誹謗中傷・ネットいじめの温床として社会問題化した。
「学校裏サイト」を他のサービスで
A. 特定の学校を話題にする非公式のコミュニティサイト。学校非公式サイトとも呼ばれ、主に中高生が匿名で書き込む場として使われた。
A. 2005年ごろから普及し始め、2007年に文部科学省が実態調査を実施したことで広く社会問題として認識された。
A. 2007年の調査で3万8000件を超える学校非公式サイトの存在が確認された。
A. 折りたたみ式携帯電話(ガラケー)が主な閲覧・書き込み手段だった。スマートフォン普及前の2000年代中盤が最盛期にあたる。
A. 2010年代にスマートフォンとSNSが普及し、コミュニティの場がそちらへ移行したことで利用者が減少し衰退した。
A. 2000年代に中高生の間で流行した携帯向け自己紹介サイト。学校裏サイトと同時期に普及し、交流・いじめの場として問題視された。
A. 日本独自の進化を遂げた折りたたみ式携帯電話の総称。2000年代に中高生への普及が進み、学校裏サイトの主な閲覧端末として使われた。
Q. ネットいじめとはどういうもの?
A. インターネットや携帯電話を通じて行われるいじめの総称。学校裏サイトはその代表的な場として、2000年代後半に社会的な注目を集めた。
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