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「ケータイの裏に、もう一つの学校があった。」
学校裏サイト
学校名で検索すると、見慣れないURLが出てきた。クリックした先に並んでいたのは、実名の代わりに記号や絵文字で書かれた悪口、噂、標的にされた誰かの名前。2007年ごろ、文部科学省が実態調査に乗り出したとき、3万8000件を超える「裏サイト」の存在が明るみに出た。折りたたみケータイを持ち始めた中高生が、大人の目の届かない場所で手に入れた匿名という道具。「ネットいじめ」という言葉がまだ新しかった時代、画面の向こうで起きていることを、教師も親もうまく想像できなかった。あのころ、あの掲示板を覗いたことがある人も、書き込んだことがある人も、ターゲットにされた人も、それぞれの記憶がある。
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