「カンカン、ランラン日本へ」
1972年秋、羽田空港に降り立った二頭の白黒の生き物に、日本中が息をのんだ。上野動物園の入場口には夜明け前から長蛇の列が続き、わずか数秒の対面のために何時間も立ち続けた。カンカン、ランラン、その後のホァンホァン、トントン、ユウユウ——名前がニュースで読み上げられるたびに、茶の間がほんのり明るくなった。白と黒のもこもこした輪郭、笹をむしゃむしゃ食べるあの無防備な横顔。パンダ柄の消しゴムも、ぬいぐるみも、缶バッジも、手に入れた瞬間の誇らしさがある。外交でも経済でもなく、ただあの丸い耳と垂れた目がすべてを溶かした時代の、忘れられない体温。
上野動物園のパンダとは。 上野動物園のパンダとは、1972年の日中国交正常化を機に中国政府から贈られたジャイアントパンダを皮切りに、東京・上野動物園で長年にわたり飼育・公開されてきた一連のオオパンダのことである。カンカン・ランランの来日から始まり、2026年現在もリーリー・シンシンら4頭が飼育されている。
「上野動物園のパンダ」を他のサービスで
A. カンカン(康康・雄)とランラン(蘭蘭・雌)の2頭。1972年10月28日に到着した。
A. 1972年9月の日中共同声明による国交正常化を記念し、中国政府が日本に贈呈したため。
A. ランランは1979年9月4日、カンカンは1980年6月30日に死亡した。
A. 日中間の協定に基づき2023年2月21日に返還された。ジャイアントパンダは原則として中国の所有物であり、各国はレンタル契約のもとで飼育している。
A. リーリー・シンシン・シャオシャオ・レイレイの4頭が飼育されている。
A. 2017年6月12日にシャンシャン、2021年6月23日に双子のシャオシャオとレイレイが誕生した。
A. 1972年9月29日に田中角栄首相と周恩来首相が日中共同声明に調印し、日本と中華人民共和国が国交を樹立した出来事。
A. 2017年6月12日に上野動物園で生まれた雌のジャイアントパンダ。高い人気を集め、2023年2月に中国へ返還された。
A. 東京都台東区上野公園内にある日本最古の動物園(1882年開園)。東京都が運営し、パンダをはじめ多様な動物を飼育・展示している。
A. 中国南西部の山岳地帯に生息するクマ科の哺乳類。白黒の体毛とタケ・ササを主食とする食性が特徴で、IUCNの絶滅危惧種に指定されている。
まだ記憶が投稿されていません。最初の記憶を投稿しよう!