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「きれいな字が、すぐ打てる。」
ワープロ
書院、文豪、OASYS──家電量販店の一角に並んだワープロ専用機は、原稿用紙と万年筆の時代を静かに終わらせた。小さな液晶に自分の文字が活字になって浮かぶ、あの不思議な感動。印刷ボタンを押してから紙が出てくるまでの、熱転写プリンタの音とかすかな熱。フロッピーに保存した文書ファイルを大事に引き出しにしまった。パソコンが来る前のほんの数年、あの機械だけで十分だった。あの頃に打った文字は、今どこにある?
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