「タピる?」
「タピる?」の一言で待ち合わせが成立していた2019年。春水堂、ゴンチャ、THE ALLEY——店の前には数十分待ちの列が続き、あの黒いタピオカパールがストローに詰まる感触と、飲み切れないほど大きな紙コップをかざしてスマホを向ける光景があちこちにあった。もちもちした粒の感触は確かに美味しくて、でもそれ以上に、誰かと並んで列に並ぶあの時間の方が印象に残っている気もする。ブームが過ぎたあとも、あのカップを手にしていた午後の色は、なぜかやたらと鮮明に蘇ってくる。
タピるとは。 タピるとは、タピオカミルクティー(タピオカティー)を飲みに行くことを意味する動詞で、2019年(令和元年)に日本の若者の間で広く使われた造語である。台湾発祥のタピオカティーは、ミルクティーに大粒のタピオカパール(スターチボール)を加えた飲料で、同年の日本で空前のブームを迎えた。
「タピる」を他のサービスで
A. タピオカミルクティーを飲みに行くことを指す動詞。「タピオカ」を動詞化した造語で、2019年に日本の若者の間で広く使われた。
A. 台湾発祥の飲料。ミルクティーに大粒のタピオカパール(スターチボール)を加えたものが基本形。
A. キャッサバのでんぷんを球状に成形したもの。加熱するともちもちした独特の食感になる。
A. 専門店に数十分待ちの行列ができ、大きな紙カップを手に写真を撮る光景がSNSで拡散した。春水堂・ゴンチャ・THE ALLEYなどの専門チェーンが人気を集めた。
A. 2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛を背景にブームは急速に落ち着いた。
Q. ゴンチャとはどんな店?
A. 台湾発祥のタピオカティー専門チェーン。2019年のタピオカブーム期に日本でも広く知られた。
A. Instagram(インスタグラム)に投稿したとき見栄えが良い写真・食べ物・場所を指す言葉。2010年代後半の日本で広まり、タピオカブームとも深く結びついた。
Q. 令和元年(2019年)に流行したものは?
A. タピオカミルクティー(タピる)のほか、ラグビーワールドカップや流行語「ONE TEAM」が2019年を代表するトピックとして挙げられる。
Q. 「タピる」以外に2019年に生まれた若者言葉は?
A. 「それな」「よき」「激エモ」など感情・共感を表す短縮語が同時期に広まった。
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あの頃一緒に流行っていたもの