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「肉汁が唇をつたった、あの一口。」
ジャンボフランク
割り箸に刺さって、ケチャップとマスタードをぐるぐる巻きにされた、あのジャンボフランク。お祭りの屋台の列に並んで、鉄板の上でじゅうじゅう言ってるのを待つ時間から、もうご馳走だった。一口かじると皮がパリッと破けて、肉汁が口の中に広がって、次の瞬間には手にも垂れてくる。夢中で食べながら歩いていると、知らないうちにケチャップが服についている。200円前後のそれが、遊園地でも縁日でも「特別なもの」として輝いていた理由は、たぶん値段じゃなかった。チーズ入りが登場したとき、迷わず頼んだ記憶はあるだろうか。
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