Index No.
798.580′s · ゲーム
1989–1998平成元年
「どこへでも、持っていける。」
ゲームボーイ
──Liner Notes / 本書について──
単3電池を4本、カチカチと押し込んでスイッチを入れる。ぼんやりとした緑がかったモノクロ画面が静かに浮かび上がったとき、手のひらの中に確かに別の世界があった。チャリで友達の家まで行って、通信ケーブルを繋いでポケモンを交換する——あの儀式のような緊張感を覚えているだろうか。テトリスのSテトリミノが来るたびに舌打ちして、長距離ドライブの後部座席でひたすら画面を見つめた。電池が切れる警告の点滅が始まると、残機を確認するように焦った。布団の中で親に怒られながらも画面を傾けて光を探した夜。あの小さな灰色の筐体が、場所も時間も関係なく冒険の続きを待っていてくれた。
──Tracks / 収録曲──
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