「ねえ、届いてる?」
2002年2月、下北沢の小さな劇場で、たった一人が作った宇宙が静かに始まった。新海誠がほぼ独力でつくった25分——その事実を知る前も後も、画面の美しさは変わらなかった。宇宙へ旅立ったミカコが打ち続けるメール。地球のノボルに届くまでに、8年という時間が流れる。着信音「ピコ」の一音が、どれほど切実な音だったか。水色の携帯画面、空の碧、宇宙の黒。色だけで時間と距離の残酷さを語りかけてくる映像の中で、誰もが自分の「届かなかった言葉」を思い出した。あなたはあの25分を、どこで、誰と、見た?
ほしのこえとは。 ほしのこえとは、新海誠監督が2002年に発表した短編アニメーション映画である。宇宙へ旅立った少女ナガミネ・ミカコと地球に残る少年テラオ・ノボルが、光年単位の距離を隔ててメールで交信し続ける姿を描いた約25分の作品で、新海誠がほぼ独力で制作したことで知られる。
「ほしのこえ」を他のサービスで
A. 新海誠がほぼ独力で制作した自主制作短編アニメーション。監督・脚本・作画・編集のほぼ全工程を新海誠一人が担当した。
A. 2002年2月2日。東京都世田谷区下北沢のミニシアター「トリウッド」で初公開された。
A. 約25分の短編作品。
A. 音楽は天門(Tenmon)が担当した。
A. 国連軍の戦艦に乗り宇宙へ旅立った少女ミカコと、地球に残る少年ノボルがメールで交信し続ける物語。距離が広がるにつれ、メールの届く時間は数年単位に伸びていく。
Q. 新海誠の他の代表作は?
A. 『秒速5センチメートル』(2007年)、『言の葉の庭』(2013年)、『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)など。ほしのこえはその出発点となった自主制作短編。
Q. 秒速5センチメートルとほしのこえの共通点は?
A. どちらも新海誠監督作品で、距離と時間によって引き裂かれる男女の関係を主題にしている。
Q. 下北沢トリウッドとはどんな場所か?
A. 東京都世田谷区下北沢にあるミニシアター。ほしのこえはここで初公開された。
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