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「おどるポンポコリン」
ちびまる子ちゃん
日曜夕方6時、夕飯の支度の匂いが漂い始める頃にあのテーマが流れてきた。さくらももこが描いた静岡・清水の小学3年生の日常は、昭和の原風景でありながら、どこか普遍的な子ども時代の地図だった。花輪くんの家の豪邸、藤木くんのひ弱な背中、丸尾くんの学級委員長の使命感、たまちゃんとの他愛ない放課後──B.B.クイーンズが歌う「おどるポンポコリン」は1990年のオリコン年間1位を記録し、国民的なフレーズになった。おじいちゃんと縁側に座るまる子の横顔、夕暮れの赤い空。あの番組が流れていた時間帯の、家の中の空気まで思い出せる気がする。
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